新築マンションを建てるための施工管理業務には大きく「安全管理・品質管理・工程管理・原価管理」という4種類の管理業務があります。1物件あたり3~5名ほどの施工管理メンバーが入り、役割を分担しながら数カ月にわたる工事を進めています。
まず工程管理では、お客さまに完成したマンションを引き渡す予定日を基準に逆算する形で、どの作業をいつまでに行えばよいかの計画を立てます。竣工(建物の完成)の期日を守れるよう、安全・品質はもちろんのこと、作業効率も意識した工程を組みながら余裕のあるスケジューリングを目指します。


JOB
新築施工管理マンション建設の“司令塔”。
地道な仕事から、感動は生まれる
工程管理
安全・品質・効率を意識し、余裕のある工事計画を
安全・品質・効率を意識し、余裕のある工事計画を


原価管理
限られた予算で、最高の品質を
限られた予算で、最高の品質を
原価管理とは、工事全体にかかる費用の管理です。営業担当が作成した見積もりの金額(概算)を大きく上回らないよう、限られた予算内で高い品質を守るため、職人さんの人件費や工事に必要な機械・資材にかかるコストに目を配ります。多くの場合、はじめは現場所長が工事全体にかかる金額を管理し、若手社員は部分的な支出を見ていくなどの経験を重ねて知識を習得していきます。
さらに工事費用を抑えるため、建物の品質は守りながらも工法や資材を変更する提案などを、施工担当自らお客さまに行うこともあります。
さらに工事費用を抑えるため、建物の品質は守りながらも工法や資材を変更する提案などを、施工担当自らお客さまに行うこともあります。

品質管理・安全管理
全員の安全の上に、工事は成り立つ
全員の安全の上に、工事は成り立つ
品質管理は、施工中の建物が設計図通りになっているかどうかを確認する業務です。各部屋の間取りが寸法通りになっているか、基準の強度以上で造られているかなどを施工管理担当が日々各所を点検して回ります。また工事経過を記録して振り返られるよう、現場写真の撮影もしながら確認を行います。一方で、近隣にお住まいの皆さまや、各所作業する協力会社の方々の安全を確保する安全管理も、施工管理の大切な仕事です。高所にある足場の点検や万一の事故を想定した安全対策などについて、法令に照らし合わせながら確認と実施をしています。

仕事のやりがい
自分の手がけた建物からお客さまの暮らしが生まれるという実感
自分の手がけた建物からお客さまの暮らしが生まれるという実感
全ての工事が終わって足場を外し、竣工したマンション1棟の全体を見たときは大きな達成感がありますし、特に初めて担当した物件では「キッチンができた」「フローリングの床が敷かれた」など、進捗の一つ一つに大きく感動していたことも覚えています。私たちが現場で直接作業をするわけではありませんが、管理業務を通じて物事が着実に前へ進んでいく感覚は、大きなモチベーションにつながります。
引き渡し後、担当したマンションの近くを通った時に「明かりが点いている」、「洗濯物が干されている」などお客さまが生活を送ってくださっている様子を目にすると、竣工直後と同じくらいうれしくなりますね。
引き渡し後、担当したマンションの近くを通った時に「明かりが点いている」、「洗濯物が干されている」などお客さまが生活を送ってくださっている様子を目にすると、竣工直後と同じくらいうれしくなりますね。


SCHEDULE