監理技術者｜キャリア入社者の「声」｜マンションの大規模修繕工事、新築工事の頼れるパートナー｜大京穴吹建設

Sさん （2011年キャリア入社）

現在私は、マンションの大規模修繕工事の現場管理で責任者を任されています。大規模修繕とは、マンションが完成してから約12年を目安に行われるもので、新築の現場工事との大きな違いは、工事中の建物にお住まいの方がいらっしゃるということです。工事中は、職人さんをはじめ、多くのスタッフが出入りしていますので、お住まいの皆さまにご迷惑をかけることなく、できるだけ毎日の暮らしへの影響を少なく、安全を守りながら工事を進めていくことに、細心の注意を払っています。特にスタッフ全員に、「お住まいの皆さまの立場に立ち、できる限り寄り添うこと」と「あいさつ」を、徹底しています。

私は入社以来9年間で、15の現場を担当しました。すべての現場において、計画段階の工程を守り、より高い品質を提供しながら、予算内に収め、自分が思い描いたように安全に工事を完了すること、それができた時、何より感無量だったことが思い出されます。もちろん、悪天候が続いたり、不測の事態に陥り、よぎなく対応を迫られることも多々ありました。それらをひとつひとつ解決していくには、かなりの体力と気力を要しますが、その過程に大きなやりがいを感じています。これまでの多くの経験と蓄積された知識が、私の自信にもつながっています。

特に思い出深かった仕事は、管理組合と我々との間に設計監理が入ったケースでした。理事の方々と設計事務所の双方から、かなり厳しい要求があり、その対応には苦労しましたが、ひとつひとつ丁寧に対応することで、徐々に信頼を取り戻し、円滑な関係を築くことができました。完成後には、理事の方々から感謝状までいただくことができた時のことは、今でも忘れられません。こうやって大きな壁にぶつかった時には、監理技術者ひとりで抱えこむことなく、営業、工事、管理など関係性のある部門に相談しながら、会社のバックアップのもと進めています。もちろん監理技術者同士のつながりも強いため、相談したり、アドバイスを貰えて、大変に心強いです。こうした縦割りではなく、横のつながりを持てることも、当社の大きな強みだと実感しています。

大京の関連会社間であらゆる方面で連携が取れており、スムーズに業務を行えるシステムも確立されているため、誰でも安心して働けます。結果も重要ですが、プロセスが最も大切。そこに焦点をあてることにより、個々が成長し、今があり、未来があります。それが当社なのです。